2013年02月04日

「アサーション」を使いこなそう


おはようございます。

「アサーション」という言葉をきいたことがありますか?

「主張」などと和訳されますが、コミュニケーションスキルのひとつで
「さわやかな自己表現」ととらえられます。



コミュニケーションには、
「アグレッシブ(攻撃的)」
「ノンアサーティブ(非主張的)」
「アサーティブ」
の3つのタイプでわけて考えられることがあります。

先日コミュニケーションの講義を受けた際のグループワークで
こんなお題がでました。

「ある日曜日。あなたと共働きのパートナーは久しぶりに休日が同じになり、
遠出をして遊びに行く予定をたてていました。この日は気持ちの良い快晴で、
あなたは早く出かけようと、食事の片付け、洗濯に大忙しです。
ところがパートナーは子供と一緒にごろごろとテレビを見ているので、
イラッとします。あなたは何と言いますか?」

5人男女混ざったグループでしたが答えはさまざま。
アグレッシッブタイプの人は「暇なら手伝ってよ」とつい言ってしまう。
ノンアサーティブタイプはイライラするから態度に出るかもしれないけど
何も言わない。

そこで男性の一人がとハタ気が付いたようにつぶやきました。
「奥さんの足音がどんどん大きくなると思ったのはそういうことだったのか」

どちらの方法も相手が気分を害したり、自分が気持ちを抑え込んで
イライラをためこんだりといい結果が生まれません。


ではどうするとよいのでしょうか。

アサーティブタイプのコミュニケーションをとる方法は一つ目はアイメッセージ。
怒っているときはついユーメッセージをしてしまいます。

「(あなたは)いったいどうゆうつもりなの」ではなく、
「(私は)困っているの」というほうが素直に言いたいことが伝わります。

二つ目はDESC法。
これは、状況描写(D)気持ちを伝える(E)提案する(S)選択肢を用意する
(C)という流れで話すのです。

上記の例では「早めに出かけたいけどその前にすることがたくさんある」
「今日出かけるのを楽しみにしていた」「何か一つ手伝ってくれない?」

その結果YESなら「ありがとう」、NOであれば理由を聞いてみれば
「今日はずっと運転するから少しゆっくりさせて」など返事がかえってきて
納得できたりもします。


気持ちをうまく伝えられると人の気持ちも受け止めることができるようになり
人間関係がスムーズになりますね。


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2012年11月26日

ゆとり世代社員への接し方


おはようございます。

先日、ゆとり世代の社員への対応マネジメントの研修に参加しました。



ゆとり世代に見られる一般的特徴・傾向として、
以下のものがあげられていたので一部をご紹介します。

・知識はあるのに応用する力が足りない
・上手くできないと、「この仕事は私には向いていない。~ならできる」という
・上司先輩の大切さを理解していない。教えてもらっても敬意をもたない
・他人への心配りが苦手
・わかっていないのに「なるほど」を連発する
・追求するとすぐふてくされる
・言われれば動くが、自分からは動かない
・自分の成長に結びつかないと思うと動かない
・休みの連絡や遅刻の連絡を、携帯メールで送ってくる
・他人から「認められること」を常に求めている
・他人からどうみられるか、という視点に欠けている
・失敗や挫折を極度に恐れている
・他人から叱られることに慣れていない
・マニュアルで覚えたい。からだで覚えたくない


「ある、ある」「困ったもんだ」と心当たりがある方、多いかもしれません。
でも、嘆いてばかりもいられませんよね。
大事なのは、このような傾向のあるゆとり世代とどう接していくか、
またどう育てていくかです。

このことを人事の方とお話しする機会が、とても多くなりました。

私たちが、ゆとり世代の方対象の研修を行うときに心掛けていることは、
自己肯定感を待たせることです。

「自分のことを認めてほしい」という承認欲求が強い傾向があるので、
必ず名前を呼んで問いかけをし、発言したこと、行動したことは否定せず、
まずは受け止めて対応するように心掛けています。

上司先輩の時代と比べて、ゆとり世代社員の発言や行動に
理解できないことも多いかもしれません。

私たちはそのことを知ったうえで、認めるべきところは認め、
納得いくように、伝えて、教えていくことが、求められていると思います。

意識してほしいのは、上司先輩からのコミュニケーションの量を増やすこと。
ちょっとした声かけや、仕事を依頼するとき、その仕事の重要性を説明し
期待を伝えていくことを、部下指導の研修ではお伝えしています。

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Posted by エスエスブレーン at 09:20Comments(0)セミナーに参加しました

2012年01月24日

働く人のメンタルヘルスセミナーに参加しました。



先週の話になりますが、1月16日(月)にセミナーに参加しました。

働く人のメンタルヘルス 自分も家族も職場(会社)も静岡も日本も元気にする
~ストレス一日決算主義~
【講師】 横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長 山本晴義様
場所は、浜松労災病院。
http://www.shizuokasanpo.jp/index.php?id=99

山本先生はとてもエネルギッシュ。
午前中横浜で診療をして、新幹線の中でメールの相談に返信し、
午後は浜松で講演。
マイクなしで、後ろまでよく通る声がすばらしい。
エネルギーを分けてもらったような気がします。

なんとなく認識していたことが現実とずれていたことを実感した2時間でした。
例えばこんなこと。

1.自殺者は14年連続3万人を超えている。
  では交通事故で亡くなった人は?(下の方に答えを書いています)

2.うつ病になる人は男性が多い?


職場で大切なのは、「おはよう」や「おつかれさま」という声かけ。
自分で気をつけることは、楽しいことを見つけ、実践すること。

14年連続で自殺者が減らないというのは、大きな社会問題です。
自分のできることで身近なところから何を始めようか、
と考えるきっかけとなるセミナーです。

三島市と静岡市でも開催されます。
企業で総務を担当されている方、メンタルヘルスについて知りたいとお考えの方におすすめします。
http://www.shizuokasanpo.jp/index.php?id=99


1の答え:交通事故で亡くなった方 → 2010年は、4863人で10年連続の減少。
     こちらの記事が参考になります。
     http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2067

2の答え:うつ病になるのは女性の方が倍多い。しかし、自殺する人の7割は男性。
  


Posted by エスエスブレーン at 12:14Comments(0)セミナーに参加しました
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