2016年12月26日

注意するコツ・ほめるコツ

上司や先輩の皆さんが悩まれていることの一つに
部下・後輩への注意・アドバイスがあります。
仕事でのミスや日常行動で困った行為など、
注意しないといけないことはいろいろと出てきます。
人を注意することは思った以上に難しいものです。
嫌われてしまうのでは?
気まずくなって今後の仕事がやりにくくなるのではないか?など、
考えてしまうとなかなか注意ができなくなってしまいます。
だからといって、気になったことを放っておけば、
こうしたことは周囲に悪影響を与え、ともすればチームワークが悪くなり、
職場の業績にも悪影響を及ぼしかねません。

皆さんは、どのように部下・後輩に注意していますか?




たとえば部下のミスが発覚したとします。
ついイラッとして、その場で「何やってるの!?しっかりしてよ。」
「この前教えたよね。なんでできないの?」と、
こんな風に怒ってしまうことはありませんか?
イライラしたまま注意すると、感情的になって相手を責める言い方になったり、
つい要らないことまで言い過ぎたりしてしまいます。
これではどんなに注意しても聞きいれてもらえないばかりか、
関係が悪化して、良くなるものも良くならないかもしれません。
まず、いったん深呼吸して、自分が落ち着くことが大事です。
もちろん、内容によってはその場で注意することも必要です。

注意する方法を3段階に分けて考えてみましょう。
第1段階 その場で注意する(軽いもの)。
気になったこと、目についたことを放置せず、すぐに注意する
第2段階 様子を見てほかのメンバーがいない場所で注意する。

第3段階 別室にて注意する。
この場合は、なぜ困るか、どうして欲しいかも伝え、
本人からの改善策も出させる。

注意するときの大原則として、「目に見えていること・事実」
つまり「行動・言葉・表情」を注意します。
けっして相手の人格(感情・考え・好み・性格等々)を否定する言い方はしないように。
ここにふれてしまうとパワーハラスメントになってしまいます。
また、「私はいいんだけど…」という言葉も注意してください。
部下後輩には、責任逃れに感じて本当に何がいけないのかが伝わりにくくなります。

衝動的に注意をするのではなく、注意するべきことが何なのか、
頭の中で一度整理することが大事です。
大事なのは相手が納得して、直してもらうことが目的です。
その為には、どう伝えるべきか準備が必要です。プレゼンテーションと同じですね。

では、反対に部下・後輩をほめる時のポイントを見ていきましょう。
ビジネスにおいて「ほめる」という行為は
上司・先輩が部下・後輩を育てるために必要なことです。
ほめられていることで、部下・後輩は達成感と自信を持ち、
上司・先輩との間に信頼関係が生まれ、
お互いに円満な人間関係を続けることができるようになります。
ほめるということは、相手を承認することです。
けっして、ご機嫌を取るようなお世辞やおだてることではありません。
そうならないために、事実を具体的にほめることが大事です。




have 日ごろから良いと思っている習慣や性格をほめる
do  成功した事実を具体的にほめる
be  相手の言動や考えをほめる

この3点を心がけて、部下・後輩に関心を持ち、
目を配るようにしてみるといいでしょう。
ほめる際には、自分の表情にも気をつけてください。
部下・後輩の成果を一緒に喜ぶ気持ちを素直に表現すれば、
明るい表情と声のトーンになるはずです。
きっと、相手の心にも響くことでしょう。

注意することも、ほめることも、
どちらも相手をいつもきちんと見ていなければできることではありません。
「最近なんかよくなったよね~」といったほめ方や、
「もっとしっかりやってよ!」といった注意では漠然として相手には届きません。
大事なのは具体的な事実を伝えること。
そして、しっかり準備するという二つに気をつけて、
相手を尊重することを心がければどちらもうまく伝わっていくと思います。

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Posted by エスエスブレーン at 10:00Comments(0)ちょっと気になったこと

2016年12月22日

年末・年始のメタボ対策

いよいよ、お正月も近づいてまいりました。皆さんのご予定はいかがでしょうか。
家族が集まり、お祝い気分の中でのんびりとリラックスできる時期ですね。
しかし、皆さんお気を付けください。
この時期は、おせち料理やお餅などの高カロリーの食品が食卓に並び、
テレビや雑誌を見ながらの「ながら食い」もしやすく、
さらには寒いからと家に閉じこもり運動不足になりやすいなどの
危険因子がいっぱいです。




そこで、少しでもカロリー摂取を減らす工夫として、
読売新聞にこのようにご紹介されていました。

・食べる順番をなますや煮しめなどの野菜類を先に食べ、
食べ過ぎ、血糖値の急な上昇を抑える
・お餅は市販の切り餅2個でご飯1杯分程度のカロリーなので、
糖類の多いあんこ餅やきなこ餅より、野菜の多いお雑煮にした方がヘルシー。
・寒くても1日1回は散歩でも初詣でも出歩くことが大事。

食事以外のことで、お祝いを楽しむ方法を考えないといけないですね。

ちなみに、年末年始の主な食品カロリー例を載せてみました。
参考にどうぞ!!

・市販の切り餅2個 250kcal
・おしるこ1杯分(切り餅2個)375kcal
・お雑煮1杯(切り餅2個)265kcal
・栗きんとん(栗2粒 100g)170kcal
・ローストチキン(骨付き100g)200kcal
・ショートケーキ(100g)350kcal

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